デュシャンの命日


carte postale 9.1×13.8cm

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マルセル・デュシャンは49年前の1968年10月2日、突然亡くなった。前日の夜、デュシャンティーニーはヌイイのアパートに二組の旧友(ロベール・ルベルとニナ、マン・レイとジュリエット)を招き、赤ワインを飲みながら雉料理を楽しんだ。食事の後、マン・レイ夫妻にプレゼントされた『旅行鞄』には仕掛けがあったと伝える人もいて、死に関しても「謎」に包まれている。今年は『泉』が展示拒否されてから100年目にあたる節目の年ということもあって、デュシャンの仕事が、改めて見直されている。ちょっと、お祭り騒ぎの様子。彼の「ペテン」には、関わらないようにしているけれど、こちらは「マン・レイ狂い」、友達の話題だから、スルーも出来ない。----アップした葉書は今夏、下鴨の古書市で求めたもの。廉価で場所をとらないから、最近の収集アイテムは、これですな。カフェのあるカプシーヌ通りはオペラ座の近く、戦前は特に賑やかだったのでしょうね。