瑞饋(ずいき)神輿


瑞饋(ずいき)神輿 

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北野天満宮のずいき祭りに初参戦。里芋の茎で屋根を葺いた「ずいき神輿」の楽しさは、話に聞いていても、やはり格別。神輿の各部に隙間なく飾られた野菜や乾物などが、秋の実りへの感謝と五穀豊穣の祈願につながる。神社のブログによると「四隅にさがる見事な瓔珞(ようらく)は乾燥した金盞花(きんせんか)の花をびっしりとつけたもので、御輿の四面には、謡曲や昔話から採った人物の造り物などが取り付けられている。江戸時代には八基ほどが各町から出ていたが、今日では西ノ京の2基のみとなっている」との事。祭りの起源は10世紀の村上天皇の御代に遡るという。還幸祭の4日は13時に御旅所を出発して氏子地域を巡行し、16時30分頃北野天満宮に戻る。今日は押小路通七本松で拝見したが、次回は上七軒で待ち構えたい。


at 押小路通七本松