デュシャンのサインを探す。


デュシャンの『自転車の車輪』(1913-1964)など

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デュシャンの『泉』展示拒否100周年の祝祭企画が続く京近美。Case-4となるベサン・ヒューズによる『デュシャンを読む リサーチ・ノート』の展示(10月25日〜12月24日迄)では、レディメードに接近できる幸せを堪能させてもらっている。シュワルツ版のレディメード13点の内、『自転車の車輪』は11月21日から展示に加わっているので、先日、どこにデュシャンのサインがあるのだろうかと、確認しに出かけた(写真参照)。コレクターには悲しい性があって、サインの場所が気になってしかたがないのである。---もっとも、これ以上の接近は許されない、触りたいけど、いけません。