哲学者とおでん

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先日、錦の居酒屋でシュルレアリストの先輩と歓談した。この店を選んだのは先輩の好みで、若い女性が多いためかしら。それは、それとして---、先輩の都市論は写真哲学の解答に繋がるものであり、深みがあって、頷くことばかり。お店のおでんも串かつも美味しく、話は盛り上がるけど、終活に向かう年頃の二人には、深い薀蓄が垂れ込めますな---、「人は他人に対して思いやりを持たなきゃならないが、今は、自分自身の研究を示さなくては」(フロイト)だって。時間が残り少なくなって、焦るばかりですね。若いダダ、若いシュルレアリスム、時代と共に若い事は幸せと思う。