ヘリング選書-2 『パンドラ』

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Books Herring

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1980年代前後、注目しつつ合田佐和子の仕事に接した。作風は小生の好みとやや違うが、久しぶりに作品集を手に取って時代の雰囲気を懐かしく思った。ヘリングのストーブの温かみとオレンジ色の光、珈琲の味がマッチするのかな。合田は三木富雄の夫人でもあったが、2016年2月に心不全で75歳の生涯を閉じられた。美術館での回顧展よりも、街の画廊でブラリと出会ったり、本のページで見入るのが、わたしにとってピッタリなのだろうな。ここで紹介する作品集は1983年12月にパルコ出版が発行したもので当時の定価は3800円。撮影協力者の名前に青画廊とあるのも懐かしい。さて、ルパンは古書価を幾らで設定しているのだろう。詳しくはルパンまで 電話070-6680-1002まで。

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