阪急電車・中津駅近くの素敵な空間「PANTALOON」で本日から始まった高嶋清俊さんの「零物[こぼれもの]」展を拝見した。一貫して写真の根源を考えさせる氏の仕事のひかえめでありながら、ユーモアをもった佇まいに、清々しいものを観た。観ることと写真のピントとの兼ね合いは、撮ることと撮らされることとの間にある「残余」なのかしら。会場は1(土),2(日),7(金),8(土),9(日),14(金),15(土),16(日)と変則的な運営なので注意が必要、尚、9日にはイベント、16日にはクロージングの会が開かれる
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高嶋清俊作品集「The Remainder」 エディション・ノルト刊 初版300部 テキストは上野修、森下明彦、森秀夫の各氏