ウィム・クロウエル展 at 京都dddギャラリー


wim crouwel fascinated by the grid at kyoto ddd gallery

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太秦天神川にある京都dddギャラリーでオランダのグラフィックデザイナー、ウィム・クロウエル(1928- )の仕事を紹介する「ウィム・クロウエル グリッドに魅せられて」展が開催されている(3月17日迄)。アムステルダム市立美術館でのデ・クーニング、ミショー、トビー、ポロック、エルンスト、マッタなどの展覧会カタログ表紙のタイポグラフィーを興味深く拝見した。時代(1963-1973)と地域の表現がよく判る。漢字では難しいけど、モダンな仕上がりのグリッドを銀紙書房本でも使ってみたい。作品保護のために会場の照明がおとされているのは仕方のないことだが、美しい空間となっている。わたしの収穫としては、ポスターを展示するための什器が洒落ているのに気がついて、現物が欲しいとメモを取った。会場構成にはオランダーの美術館担当者が来日して当たられたとの話、日本でもこの什器手に入るかしら、お値段は?  その前に、展覧会への具体的な要請がなければ意味ないか(ハハ)。