塚本史『ダダイズム』 本日発売


18.8×12.9cm pp.282 定価本体2,300円+消費税

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マン・レイの単書(カタログや研究書)と1996年までの資料以外は買わない事にしてきたのだけど、ジュンク堂の京都店に塚原史氏の新刊『ダダイズム──世界をつなぐ芸術運動』(岩波現代全書112)が並んでいた。氏の著作は難解だと言われるダダの思想を平明に解説し、一般の読者が入っていきやすい間口の広さに定評があり、かって東野芳明氏で感じた同時代の臨場感(塚原氏の場合は研究と云う意味で)に満ちていて、いままでも手に取り、愛読してきた。---でも、終活だからと躊躇しかかったところ、「マン・レイと『リッジフールド・ガズーク』」の項が立てられていたので、喜んで求める事にした。本の奥付を見ると本日(2月21日)の発行となっている。今日、手にできたのも何かの縁だろう---嬉しい。

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