親友マックス・エルンスト


MAX ERNST RETROSPECTIVE 25.9×30.3cm HATJE CANTZ 2013

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先日、鴨川辺りのドイツ文化センター(現在の名称は、ゲーテ・ インスティトゥート・ ヴィラ鴨川)に行った。図書室にアンペルマンのファン・ブック(日本語版)があったので、見ていると、東京に専門店もあり、人気があるんですね。可愛らしくて友人のYさんが、愛用しているのも頷けました。デザインは東ドイツのカール・ベグラウ、東西分断時代に東ドイツで使われていた歩行者信号機のマークだそうで、わたしも、なにか買おうかしら。---さて、他にはマックス・エルンストの画集、この本、アマゾンで2万円ほどするので架蔵することは出来ません(涙)。それで、パラパラしていると、ハリウッド時代のマン・レイによる油彩『冬(アルチンボルドにならって)』を発見、ペンローズの著書などでマン・レイの部屋に掛かっていた、この絵、後にエルンストのコレクションとなっていたのですね。古くからの友人だった二人は、合同結婚式もしてるからね。そんな訳で(関係ないか)、1931年の楽しい写真もパチリしました----上段からマリー・ベルト、マックス・エルンスト、リー・ミラー、マン・レイ合同結婚式は1946年、相手はドロティア・タニングとジュリエット・ブラウナー。時代は過ぎていきますな。

Fig.10 Man Ray's oil on board 1944