京近美 常設展示


スペース A(1918.1.20 国画創作協会生マル) 甲斐庄楠音 左から:『 裸婦 』絹本着色 1926、『 娘子』絹本着色 1927 

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京近美の2017年度第5回コレクション展示も1月30日からの後期に入って1ヶ月、それも、この3月11日(日)に終わる。美術館では4日まで開かれているゴッホ展の観客が、本日(28日)に15万人に達っし人であふれかえっている。そのために、通常だと、ゆっくり拝見できる常設展示の4階も大変な事になっていて、気になるデュシャンとの対話も滞りがちとなっている。---諸般の事情で銀紙書房本の準備も滞っております--- 例の問題作『罪のある風景』も、展示が終われば富山県美に戻ってしまう訳で、これほどの至近距離での展示は、この先、いつのことになるかと思うと最後の1回、いやいや、あと2回、3回と見ておきたい。見ておきたいので、作品のスナップ写真を拡大してみました(以下参照)。元気なエルンストのロプロプみたいではありませんか。

スペース B(Case5:散種 by 毛利悠子) マルセル・デュシャン 『 罪のある風景 』体液(精液)・透明フィルム・黒サテン 1946

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スペース E(フォーブの画家たち) 里見勝蔵 『 女の顔 』油彩・画布 1976