KYOTOGRAPHIE 撮らされた写真-1

K-NARF "THE HATARAKIMONO PROJECT" at 京都中央市場 関連10-11号棟 南壁面 4/14-5/13

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世間様では長い休暇が終わり、また忙しく働く毎日が始まっていると思う。暇をもてあそぶ年金生活者の方も、それなりにどうしようかと悩む---月曜日は公共機関のお休みが多いから。どちらにしても、気楽な毎日です。

 さて、先月13日から始まった京都市内各所を「写真」に染めるKYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭も残り僅かとなった(5月13日迄)。この催しの場合は、会場でのスナップ写真が許されている場合が多いので、街中ブラパチのような事をしていたのだけど、どうも、写真を「撮らされた」ような感覚を持った。若い時から「花鳥風月」は撮らないぞと注意してきたけれど、術中にはまってしまったかと思う。自戒の念を込めて、その具体例を本日からしばらく報告したい。高級一眼デジタルをお持ちのシニア世代とすれ違いながら、一般化していく過程で、「音」を失ったカメラの穏やかさ(吉増さんが指摘しておられた)に、こちらの「トキメキ」も失ってしまったと実感する。