クリスチャン・ボルタンスキー展 at 国立国際美術館

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所用でレセプション出席を逃した国立国際美術館で開催中(5月6日迄)のクリスチャン・ボルタンスキー展を覗いた。展示場の多くが撮影可能スペースなので、カメラ片手にと報告したいところだが、霊界がひろがって恐ろしい。しかし、若い女性たちは熱心に作品世界に浸っている。もしも、死後の世界があるとしたら、これだろうな。大規模なお化け屋敷と云うか、霊界のインスタレーション。わたしは、連れて行かれるようで怖い--- 占領下のパリ、ユダヤ人の恐怖、強制収容所。「自らの記憶を題材」とする彼の仕事とは距離を置いておきたい--- とはいえ、展示ルートがよくわからないように仕組まれているのか、長い時間、会場を彷徨してしまった。ご注意ください。

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「合間に」

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「最後の時」「自画像」