クリスティーズのサイトから
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5月14日にニューヨークのクリスティーズで行われる『印象派とモダンアート』のオークション(SALE17156)に、マン・レイが1914年に描いた油彩2点が出品される。『死神』(71.7×91.8cm)と『敷物』(46.8×52.4cm)。予価(USD)は350,000-550,000と200,000-300,000。『死神』の所有者は、初期の収集家アーサー・エディーからシカゴのキャサリン・クーに移った後、1960年代にマン・レイが取り戻す、没後サザビーズのオークション(1995)に出品され、その折に東京で観たと記憶している。労働に対するメッセージ性があり重要だと思う。『敷物』の方も来歴が良く、最初の奥さんアドン・ラクロアとの幸せな新婚生活を反映し、やはり重要な作品だと思うが、落札価格は、どのあたりとなるのだろう。---改めて報告したい。
→ ロツクフェラーセンターで14日午後2:30から始まったセール(ロット301-516)の結果は、『死神』(USD)435000 邦貨約4800万円 『敷物』(USD)519000 邦貨約5700万円。みなさん、明るく穏やかな絵柄がお好きなんですね。