『メキシコのシュルレアリスム』展 at ニューヨーク・DI DONNA画廊

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Exhibition of SURREALISM IN MEXICO Catalogue 29.2☓24.1cm PP.136

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イギリス周遊のブログをしばらく続けていた関係で報告の機会を逃した展覧会が幾つかある。その一つがニューヨーク・マディソン街のDI DONNA画廊で催された『メキシコのシュルレアリスム』展(4/26-6/28)。フリーダ・カーロレオノーラ・キャリントンミュージアムピースが出品される豪華なラインナップだったらしく、ハードカバーのカタログも発行されている。個人的にはジャクリーヌと言葉を交わすリベラ、ブルトントロッキーの写真(1938)からのつながりを思う同地のシュルレアリスムだが、マッタやパーレンの他、カタログには初見となるESTEBAN FRANCÉS(1913-1976)、GUNTHER GERZSO(1915-2000)、GORDON ONSLOW FORD(1912-2003)らの作品も掲載されている。豊かなメキシコのシュルレアリスム、画廊の展示風景をネットで確認しながら、マン・レイが撮った「Alice Rahon」(ca.1930)の肖像に思いを馳せてしまう、個人蔵ですって----

 

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画廊の展示風景、左から四番目がマン・レイの写真。(画廊サイトから引用)

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