『映画ポスターにみるロシア・アヴンギャルド』展 at 国立国際美術館

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国立国際美術館

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今年の鑑賞スタートは、本日から国立国際美術館で催される(3月15日迄)1920年代のロシア・アヴァンギャルド映画のポスター展示。1930年代に「ソヴィエト映画の日本への輸入や配給に携わった袋一平」が記念に持ち帰ったポスターを中心に氏のコレクション(115タイトル、140種程度)から10点を選んで展示されている。これは国立映画アーカイブ(NFAJ)が所蔵するポスターをデジタル化したもの。近年の技術発展にともなう高精度複製品による展示で、オリジナルが劣化しやすい状況から、あらたな活用の幅を広げる高企画であると言える。NFAJの映画資料はフィルムだけにとどまらず、ポスター、チラシ、プレス資料、機材、書籍と広範囲に渡るそうなので、非常に期待が持てる、今回のようなポスター類はおよそ59,000点所蔵されていると云うから、ますます、楽しめるのではと期待を持った。(マン・レイについては、来阪されている担当者の方に照会をお願いした)----でもね、デジタル複製ですよ、注意されたし、「自分の眼を甘やかさないように」、そればかりを願います。

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 オープニングレセプション(三展示合同)終了後、遠来の客人と御堂筋線淀屋橋へ移動。今年も忙しくなりそうです。

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