偃鼠飲河 (えんそ、かわにのむ)

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偃鼠飲河とは荘子の句「鷦鷯巣於深林不過一枝 偃鼠飲河不過滿腹」からの言葉で、「鷦鷯(みそさざい)は深い林の中に入って巣をつくっても、わずか一枝のことであるし、偃鼠(えんそ)は大きな川で水を飲んでも、その小さな腹を一杯にするだけだ」から、四字熟語として「人の欲望は、その人の分に応じたもので満足するべきであるということのたとえ」。偃鼠はもぐら、または、どぶねずみを示している。

 完全リタイアした身なれど、昨年はコレクションが大収穫となった年だった。鼠年の本年は、もとに戻り分相応にコツコツと、収集、執筆を続けたい。お寺さんの新年会で有難い言葉を頂戴した。合掌。

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大般若経 転

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食事五観文: (1)多くの人の労力と天地自然の恩恵を忘れない (2)食物をいただくことを過分に思う (3)食物に不平不満を抱かず、飲み過ぎ、食べ過ぎを起こさない (4)良薬と心得る (5)人として正しく生きるために頂く

 そんな訳で、御神酒は帰宅した後、頂くことといたしました(合掌)。