案内状 リー・ミラー(部分)
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メイヤー・ギャラリーの回顧録1978年度が7日に発信された。マン・レイに関しては1月12日から2月24日の会期で催された『風景と女性たち』展、リー・ミラーとマン・レイの写真で構成されている。回想によるとジェームス・メイヤーは、リーのご子息アントニーとプレップスクールの同窓で、写真家として忘れられていた母親の「象徴的なイメージ」による写真の提供を受け、また、ティモシー・バウムの協力も得て、小さいけれど記念に残る「二人展」を開催したと云う。1976年没のマン・レイ、翌77年没のリー・ミラー、愛情と友情に包まれた二人の展覧会がコークストリートで催された。良い時代、子供たちも若かった。わたしは展覧会の案内状両面を昨夏銀紙書房から刊行した『眠り姫物語』で紹介している(111-112頁)。
会場写真は画廊のHPから引用。