お勉強

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刊行時にパリの知人からも贈られた『マン・レイ 芸術に関する著作集』(ゲッティ研究所、2016年)を、読み直している。時間はたっぷり、身体に悪いほど与えられたので、これ幸いと不慣れな外国語に挑戦、もっとも機械翻訳の助けを借りての道行きであります。この本は展覧会カタログや美術雑誌、私信、手書きメモなど154点を編年体でまとめたもので、言葉による表現も、他の絵画、映画、オブジエといった視覚表現と同列に作家が行った証であると再認識させてくれる。編者のジェニファー・マンディは序文において「長年にわたってマン・レイの見解に興味を持っていた人たちは、入手困難な貴重な本、新聞、雑誌、あるいは世界中の個人コレクションや公文書館に所蔵されている未発表の日記、手紙、雑記などで、彼のテキストの原本(フランス語で書かれたものもある)を参照することに最善を尽くさなければならなかった。」と述べて、本書によってだれでもが、容易にマン・レイの「文章表現」にアクセスできる幸運を謳っている。----読み始めると面白くて、何日もこればかりをしています。

 

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6月8日のアマゾンで確認すると「一時的に在庫切れ; 入荷時期は未定です。」となっています。

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