「マン・レイ絵本」2冊の旅

f:id:manrayist:20201106132146j:plain

「IN THE STUDIO OF MAN RAY」と「THE GIFT FROM JULIET MAN RAY」

f:id:manrayist:20201106131218j:plain

新刊3セットを10月29日京都から投函、10月31日フランクフルト着、通関手続きを済ませ4日ベルリンへ発送。ウィーンからベルリンに戻ったヤン・スヴェヌングソンが受け取ってくれた。深謝。

f:id:manrayist:20201109080734j:plain

撮影: ヤン・スヴェヌングソン at ベルリン --- 長旅ですな、お疲れさま。

---

 ヤーンからのメールには、感謝の言葉とともに、改めてマン・レイ・テイシャツを発見し、わたしたち夫婦の様子、そして、くつろぐご自身が写っていると喜ばれた(スタジオでの写真は、これまで2枚しかなかったと)。

 そして、「これらの本はマン・レイだけではなく、あなた自身がマン・レイとどのように関わり、自分の人生を生きているのか、理解しているのか、ということが書かれている。私がその中で少しでも役割を果たすことができるということは、これらの本が私の人生をどのように生き、どのように理解するかの一部になるということを意味しています」と言ってくれた。ありがとう。ファンクラブじゃなく、戦友へのメッセージです。

 

---

 以下は、先日の知恩寺で入手したベルリンのブランデンブルグ門・絵葉書。消印1929年11月1日、名古屋市笹島の私書箱扱いYoshida氏宛て。マン・レイの映画が初期公開されていた頃の日本まで郵便を使っての所要日数はどのくらいだろう。シベリア鉄道経由で2週間(?) 今はネットで風景を観るのみであるが、有名なベルリンのシンボルからヤンの住まいは、直線距離で約10km、はやく、コロナが収束しないかと願う。

f:id:manrayist:20201106131232j:plain

f:id:manrayist:20201106131240j:plain

 9×14cm