大法院

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露地庭園の美しさで知られる妙心寺塔頭・大法院、非公開寺院だが、春と秋は拝見可能だと知人が教えてくれた。良いお天気の16日、出かけるとお庭を眺めながら抹茶をいただける「且座喫茶(しゃざきっさ)」の場になっていた。

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「実用と美を兼ねつつ作成」された露地庭、紅葉には、やや早い。

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「且座喫茶」とは禅語の言葉で、「どうぞ、坐ってお茶をおあがりください」の意味。

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 大法院は、真田信之(幸村の兄で松代藩主)の菩提寺として寛永2年(1625)に創建。境内には松代藩士であった佐久間象山も眠る。小生、庫裏の襖に描かれた土方稲領筆になる「叭叭鳥図」にみとれていました。保存状態が良く、間近で見られる幸せ。土方(1741-1807)は鳥取池田藩の絵師で天明2年(1782)頃京都に滞在、雑華院、春光院、大雄院などに作品が遺っていると聞く。