2020.12.15-20
小池貴之写真展「Домой – シベリア鉄道– 」
---
詩情豊かな小池貴之氏の写真世界は、作者と一緒にシベリア鉄道の車内にいるような感覚にさせてくれる。五条麩屋町上ルのギャラリー・メインで開催されているのは、東京のRoonee247 fine artsから、作品数を増やしての京都巡回展。ライカM4-Pにオールド・ロシアのレンズ3本(50mm 35mm 20mm)を組み合わせたモノクロ表現の名手によるプリント。被写体との距離感に独特の優しさがあり、共感を持ちます。
作者によると「Домой (ダモイ)」とは「故郷や家庭、帰るということを意味する言葉」だそうで、乗車中に何度も耳にしたと云う。尚、展示は20日(日)迄。
---
小池貴之氏撮影に使われた、カメラとレンズも置かれている。よろしいですな。
写真集が刊行されています。