コロナ自粛の年でした。

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四条通り 2020.04.26

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2020年回顧:

年初から春先の移動制限、さらに、連休前後の緊急事態宣言の頃まで、必要があって何度も新幹線で帰省。乗客のいない車内に驚かされるなど街から人が消えてしまった一年でした。コロナ感染症の(本当に必要とする)情報がもたらされないので不安がつのるばかりでしたが、家人の陣頭指揮のもと手洗い・うがい・マスクでの防御と、食事・運動・睡眠を通しての自己免疫確保に努め、なんとか年末までたどり着きました。

 趣味の世界では、ときの忘れものから依頼された関西の美術館での注目展覧会を訪ねるブログレポートは、国立国際、京都市美、細見美術館の三館で頓挫。開催に協力してきた名古屋市美での大規模な写真展も開催延期(当初9月開催)。また、上洛された友人らとの会食も断念、年末の京都写真展参加をも見送る個人的な非常事態対応となりました。コレクターとしては、海外の郵便事情混乱の為、ネット検索に身の入らない状況となり、電子書籍に手をだしました。その為もあって国内に転じ、ヤフオクでいくつか貴重な資料(例えば: 京極映画劇場『ひとで』上映プログラム 9/18)を求めたのも、あたらしい経験でした。

 銀紙書房刊本では、制限を受けない一人出版第一期10冊(例えば: 制作日順で)に続き、現代美術作家でベルリン在住のヤン・スヴェヌングソンの助けを借り『ジュリエットの贈り物』と『マン・レイのスタジオで』の2冊の「マン・レイ絵本」を上梓しました。お求めいただきました皆様に改めて感謝申し上げます。

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祇園 2020.07.31f:id:manrayist:20201220200950j:plain

妙心寺 2020.08.03

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名古屋 2020.10.07

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壬生寺 2020.11.30 

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 さてさて、人が消えた街の風景は写欲をそそりますが、カメラパチリは不謹慎の謗りを免れなく、これも自主規制。身体を動かさないと健康に良くないので、毎日の健康散歩は続けております。ノルマ5,000歩、目標10,000歩。最高は1/17の17,625歩、2位は12/14の15,009歩、どちらも名古屋での達成値。これでは自虐的な2020年回顧ですな、支離滅裂なので、終わります(ヤレヤレ)。

 明日の大晦日には楽しい話題を紹介しますので、お楽しみに(石原拝)。