「写真の都」物語 第一報

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● 昨年9月の開催予定がコロナ禍の影響で延期された名古屋市美術館での『「写真の都」物語 ─ 名古屋写真運動史: 1911-1972』のポスターとチラシが昨日、拙宅に届いた。いよいよ開催まで一ヶ月をきった(またまた、緊急事態発令で心配ですが)。ポスターに使われているのは、名古屋出身の著名な写真家東松照明によるプロテスト写真(1969年)。時代の雰囲気、学生の様子が伝わってきます。さっそく、飾り見入っています。

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● チラシ表面の写真は東松の他、後藤敬一郎とSugiura Yoji。歩道で落書きする子供の横を通りすぎているのが、人間なのかペットなのか分からないけど、絶妙なタイミング。撮影者のSugiuraが18歳頃のパチリと聞くから、非凡ですね。50年以上も昔だけど---

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● チラシ裏面の写真は東松の他、運動史では初期となる大橋松太郎、海部誠也に続いて前衛写真の山本悍右、高田皆義。そして、はずかしながらの右下掲載が「10.21」を撮った高校生の小生写真であります。(1968.10.21は年号誤記で、正しくは1969.10.21)。山本悍右先生と一緒にチラシ掲載とは、光栄の極み、大変嬉しく思っております。会場では、どのような構成、展示となっているのか、いまから、ソワソワ。担当学芸員: 竹葉丈氏の解説会が3回予定されているので、オープンから含めて4回は名古屋に行かなければと、今から楽しみ--- 詳しくは、美術館のHPでご確認ください。→ 

www.art-museum.city.nagoya.jp