「写真の都」物語 第三報

「写真の都」物語 ─ 名古屋写真運動史: 1911-1972』展関連のグッズが紹介されている。美術館とグラニフのコラボレーションで、山本悍右さんの有名な『伽藍の鳥籠』(受話器が鳥籠に入っているものと、今回の外に出ているものなど)の一枚を使ったティシャツなので驚きました。1940年に雑誌『廣角』II号に発表されたシリーズで、『伽藍の傳説』という詩とともに掲載されている。この夏はこのティシャツで「ブラパチ」やろう--- 楽しみ。f:id:manrayist:20210127200335p:plain

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 悍右さんについては拙著『三條廣道辺り』(銀紙書房、2011年)で「観月町のガラス窓」とする一章をもうけ詳しく「思い出」を書いた。下にアップした絵葉書もその時使ったもので1934年前後の広小路通、丸善名古屋支店なども確認できて、ティシャツに使った鳥籠と街の様子が繋がっていると、思うのです。

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