「写真の都」物語 7 ── モダン都市の位相

f:id:manrayist:20210211195056j:plain名古屋市美術館 企画展示室 展覧会初日

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1930年代初頭からの「新興写真」は、ドイツの新即物主義の影響を受けて始まったと聞く。表現の定義としては、客観的な把握と新しい美、生活の記録と人生の報告、光による造形。なんか、個人的には、いまひとつ。なれど、山本悍右が登場するのですな(当初は本名の「勘助」を名乗っていた)。

 

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左端: 小批木光也『逍遥』(1938)

 

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左端: 山本悍右『ある人間の思想の発展…靄と寝室と』(1932)