岡崎のギャラリー16で庄司達の個展『<Discover Japan ?> 庄司達・コピーによる作品 1972』が開かれている(17日(土))まで。
レジメによると「市販の絵はがきを拡大白黒コピー写真に伸ばしパネルに張る、その上に朱色の線を描き加える、対象の形を部分的になぞったり、図柄に関係なく枠組みしたものなど直線や曲線の朱色の線が画面に加えられているのである」「それは既存のものの認識のしかたをどこかクールに打ち破っていたり裏切っていたり……」寺町時代のギャラリー16で展示されたものだと云う。
朱色の線はまさしく庄司が扱う布、絵葉書好きのわたしは「参った」と思った。72年なら、画廊に顔を出す前になる。発表当初に拝見していたら、どんな展開をわたしにもたらしたのだろうか? タイトル(撮影地など)を転記したくなってしまった。小生ブラパチでの新天地が開けるかもしれない(感謝)。
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『写真の中の赤い線シリーズ』21点
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「炎上するノートルダム大聖堂」から眼が離せなかった。