南仏紀行-12 アルル

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国旗が掲げられているのが市庁舎で、空はどこまでも青い。(48頁)

 

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一〇〇年の後、壁を黄色に塗って「光」を抹殺した観光地の名所は「カフェ・ヴァン・ゴーグ」と名乗ってわたしたちを迎え入れる。壁の黄色は過剰な演出、夜空に輝く星の光が地上に反射して明るく照らすといった昼夜にわたるサービスぶり、それもしかたないか。(54頁)