南仏紀行-32 マリオン・メイエ画廊

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マン・レイのアトリエを訪問した時に薔薇の花束を作ってもらった店は、この辺りだったなとブラブラ歩く。(147頁)

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随分と歩いてからギャルリー・マリオン・メイエを発見。外壁の塗装や正面のロゴ、入口上部の装飾等は変わっているようだ。あの時には、ここでマン・レイの写真『プリアポスの文鎮』を買い、ジュリエットに紹介された。店の奥でジュリエットをはさんだ記念写真を女主人が撮ってくれた。今、ウインドウにはデュシャンの画集等が積まれている。そして、入ろうとすると扉がロックされている。覗くと、すぐに地下へ降りる螺旋階段、前にもあったのだろうか。若い女性が客と話し込んでいる。しばらくして、わたしに気付き扉を開けてくれたが「マン・レイ・チームはグランパレのアート・フェアへ行っている」とそっけない。(148頁)

 

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