あちらからの国際郵便

 6月6日の本ブログで「輸入取止め・国際郵便」と題しパリに送ったカタログの受難について報告したところ、多くの方々の検索キーワードに当たったようです。不運の対処方法がEMSなのか、「あきらめないで、到着を待つ」なのか、運次第なのか、わからないのが困りもの。あのお国は自由主義ですからね。このブログ情報がみなさまへの援護射撃になっていれば、嬉しく思います。

 

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 さて、ここでは「あちらから荷物を送ってもらう時はどうでしょう」について、報告します。── 6月8日に郵便局へ持ち込まれた荷物は「国際eパケットライト」扱い。15日に川崎東郵便局 第一国際郵便部に到着した後、通関を済ませ17日京都送り、18日受領。さて、ビニール袋に入った荷物を観て驚きました。貼り付けたメモには以下の文言「この郵便物は、外装が破損したものを差出国で補修した状態で当局に到着しました。お客さまの大切な郵便物をこのような状態でお送りいたしますことを深くお詫び申し上げます」
 ダメージに怯えつつ取り出した荷物は、1991年にパリで催されたマン・レイ展のプレス資料。ファイルにシート15枚と1981年のマン・レイリーフレットが収められている。ダメージが内側まで達していなかったので、良かった。

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30.5×22cm GALERIE THORIGNY ・ MAN RAY