C6244前補機

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函館本線 急行ニセコ C62重連牽引 

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 高校三年生の夏休みに北海道に渡り、C62重連牽引の急行ニセコを撮ったのは、良い思い出。最近、シニア組の「撮り鉄」サイトを楽しみにネット巡回をしているわたくしなのですが、同じ撮影地でカメラを並べてシャッターを押した先輩に気づいて眼をパチクリ(お名前を知りません)。大沼公園でスワローエンゼルのC622号機を撮った時に、近くにいらっしゃったのです。その方は小生より左手でカメラを構えられた様子ですが、写真のキャプションに「C622号機牽引の103レ 大沼公園~赤井川にて1969年8月25日撮影 手前に見えるのは小沼」と書いておられる。ユースホステルのスタンプを見ると、24日にニセコ、25日に大沼と宿泊、52年前の夏が蘇る楽しい趣味の世界です。

 記憶では1969年8月22日に撮影したのが、ここに挙げた一枚。C6244号機が前補機を務めたのは明白なのだけど、本務機はC623号機だっただろうか。アルバムが押入れの中なので確認しなくちゃ。 この方のブログによると「C6244号機は、動輪の軸受の発熱がひどく、乗務員の間では敬遠されて居た。車軸と軸受のクリアランスを0.5 mm以上にしないと発熱が収まらず、頭の痛い機関車だった。それが、1966年頃の全般検査から戻ってくると、ピタリと直ってしまった。それまでは、発熱故障で随分休んだので、「横着もの」と呼ばれていた」とあって、高校生では、ここまでの知識は持てなかったと思う(感謝)。

 

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函館本線大沼公園 急行ニセコ C622牽引 1969年8月25日筆者撮影