in『モダン建築の京都』展 2021.9.25-12.26
同志社今出川キャンパス 西門から入ると左側に彰栄館、礼拝堂、ハリス理化学館、至誠館、突き当りにクラーク記念館と続く。彰栄館の東側に隣接して1951年に同志社中学の教室棟(新彰栄館)が増築された状態であったのを、中学移転に伴い2012年末に撤去、初期の形に復元された。
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2021.11 同志社彰栄館 p.288 竣工: 1884年 煉瓦造地上1階、一部中2階、地下室付 設計: ダニエル・クロスビー・グリーン 施工: 尾滝菊太郎
南側
東側
アメリカ積み煉瓦、花崗岩縁取装飾、 ゴシック調鐘塔兼時計塔を持つ、純和風構造形式。カタログによるとアメリカ積みというのは、「長手面を四段積み、小口面を一段積んで繰り返す」技法との事。
設計者のダニエル・クロスビー・グリーン(1843-1913)は、マサチューセッツ州生まれでアメリカ外国伝道委員会から派遣された宣教師、同志社英学校で神学、旧約聖書学を講義(1882-1887) 其の傍ら建築設計にも携わり本館の他、礼拝堂(1886年)、有終館(1887年)を手がけた。尚、南北戦争では北軍側のダートマス騎兵隊に入隊したと云う。(略歴については、京都寺社案内サイト京都風光より抜粋)
