ロンドン絵葉書

建築家のアレクサンダー・ネルソン・ハンセン繋がりで、以下の絵葉書を紹介したい。

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8.8×13.8cm The Strand from Charing Cross, London No.24293

1900-1910年代のチャリング・クロス駅前、絵葉書写真はある種の定点観測ですな。

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 ウィキによると、「1903年コダック社は「No.3A フォールディング・ポケット・コダック」を発表。ハガキサイズのフィルム用に設計されたカメラは、一般の人々が写真を撮影し、通常のヴィンテージ・ポストカードと同じサイズ(3-1/2インチ×5-1/2インチ)のハガキの裏に印刷することを可能にした。」
 「ネガから直接ポストカードを作ることができる印刷済みのカードバック」と云うものの現物、未見なので詳細が判らないがが、「写真を撮ることが贅沢であったアメリカの小さな町や田舎の写真史を提供したフォーマットは他にありません」と云う。人気を博し大量生産する会社も登場するが、オリジナル印画紙の風合いが好きなんです。こうしたものも集めてみたい。でも、絵柄が優先 ──

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8.8×13.8cm Old Houses, Holbern, London No.27873

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 絵柄は1900-1910年代 ロンドン中心部ホルボーン。 1586年に建てられたチューダー様式(ハウステンバー)の建物で、当初は羊毛市場、1944年に空襲で被害を受けたが、残骸や保管していたステンドグラスなどを使い再建された。恐るべし。住宅・店舗として現存、賑やかな様子を確認出来る。