同志社クラーク記念館-2

in『モダン建築の京都』展 2021.9.25-12.26

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  同志社クラーク記念館の設計は明治政府に招聘され、1888年にベルリンから来日したリヒャルト・ゼール(1854-1922)。1903年に帰国するが横浜に設計事務所を構え日本基督教団千葉教会や旧ロシア領事館(函館)などの仕事で知られる。
 カタログには「北側に切妻屋根、中央部に大きな寄棟屋根、南西部には小ドーム屋根を架けた八角の塔を置くなど、非対称で変化のある外観を有している」とあり、窓は半円形、煉瓦はイギリス積みで「壁体隅などに花崗岩を入れている」。

 

f:id:manrayist:20211107223416j:plain東側