in『モダン建築の京都』展 2021.9.25-12.26
2021.10 日本聖公会 聖アグネス教会聖堂 p.285 竣工: 1898年 煉瓦造地上1階 設計: ジェームズ・マクドナルト・ガーディナー 施工: 不詳 「外観はゴシック様式の三廊式バジリカ型 袖廊の小さい左右非対称の礼拝堂と、烏丸通りに面する東北角にある三層の鐘楼が特徴」
リーフレット 三つ折り 21×10cm
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日本聖公会の資料等によると「英国国教会の流れをくむ教派で、カトリックとプロテスタントの中間的な位置づけ。京都での宣教は1889年以降、米国聖公会宣教師によって積極的に伝道が行われた」と云う。当初は聖三一大聖堂と命名されたが、移転した後は聖堂を受け継ぎ、京都教区の中心となる主教座聖堂(Cathedral)、聖アグネス教会という地域にある一つの教会(Parish Church)、そして平安女学院の礼拝堂(Chapel)としての3つの役割をになっている」
聖アグネスは13歳で殉教した少女の名前で、乙女の守護者。リーフレットにはホセ・デ・リベーラ(1591-1652)が劇的な表現で1641年に描いた肖像画が紹介されている。
内部 祭壇