in『モダン建築の京都』展 2021.9.25-12.26
2021.11 京都風光によると、楽友会館の室内設計を担当した森谷延雄(1893-1927)は、英国のロイヤルアカデミーに留学した経験(1919年)を持つ西洋家具デザインの先駆者。「直線、正方形、円といった幾何学形態をモチーフとして多用した意匠は、ウィーン分離派を意識している」と指摘される。
楽友会館の一階は「京都大学散策マップ」に、レストラン・近衛Latinとして営業、「雰囲気が良くリーズナブル!」と紹介されていたので、予約をいれたところ2021年の春に閉店されたとの事だった。残念だったが、室内見学は可能なので、パチリをさせていただいた。見るとラウンジに天野大虹の『残雪』が掛けられている。ウィーンを思い出し食事をしたかったですな…… 再開を期待したい。
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近衛通り 向かいに見えるのは京都市立近衛中学校
[ときの忘れもの拙稿] 『小さなカタログ、見上げる建築』 『親しげなヴォーリズ建築』