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京近美では新収蔵お披露目の岸田劉生展に関連し、同時代にフォーカスしながら4階の常設展示室で、写真などを使った「芸術家とモデルの関係」56点、日本人画家による油彩を並べた「岸田劉生の友と敵」17点、「劉生が生きた時代の西洋美術」29点が展示されている。館所蔵品はパチリが許されるので、久しぶりにマン・レイに肉薄。観る時々のこちら側の状態で印象が変わりますな、今日は『自画像』がお洒落に観えた。左右に掛けられた同時代作品との共鳴だと思う。その点では、『アングルのヴァイオリン』にはググとこなかった、どうしてなんでしょうね。野島康三の方が良いですよな(ハハ)。尚、常設展は3月13日(日)が最終となります。
手前壁面に野島康三、奥にウエストン、キャラハンらに囲まれマン・レイ
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マン・レイ『自画像』1916/1970年
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右奥に石井柏亭『画室』1930年
モンドリアン2点