加納洋服店

in『モダン建築の京都』展 2021.9.25-12.26

f:id:manrayist:20220322101547j:plain2021.12 加納洋服店 改修: 1927年 木造2階建瓦葺(外見疑似3階建) 設計: 不詳 施工: 不詳。川上貢監修の『京都の近代化遺産』(淡交社 、2007年)によると2階建の町家を洋服店に改修する際「正面と北側の壁を内側から控え柱で保持し、屋根面よりもほぼ1階分高く建て、窓側を開けてあたかも陸屋根の三階建洋風町家のように見せかけた。これほど高いパラペットを立ち上げている例は、現時点では類例がない」「洋風への強い指向性が実体化された」とある。尚、展覧会カタログには立項されていない。

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[ときの忘れもの拙稿] 『小さなカタログ、見上げる建築』 『親しげなヴォーリズ建築』