18×10.4 cm 164.pp 7. 『ホロー館の殺人』アガサ・クリスティー(妹尾アキ夫訳) No.121 早川書房 1954年10月15日印刷発行
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「信用して打明けてくださったことを感謝します。」
女が去ると、彼は窓をすこしばかり開けて風を入れた。女の香りが残っていからだった。彼はヴェロニカの香りを好まなかつた。それは高価な香りではあったが、かの女の人柄をおもわせるように、圧倒的でしつこかった。 p.190
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本年2月に、ブログで連載した「英国ミステリー」早川ポケミスの該当号を、やっと見つけた(三冊です)。小生ブログでのイメージは →