1800形1801号機

京都鉄道博物館-1 [英国製の勾配用蒸気機関車 鉄道記念物]

説明プレートによると1800形1801号機は「英国・キットソン社1881年製造、全長8.80メートル、自重35.88トン、動輪直径1,245ミリ、軸配置C形。1880(明治13)年に開通した官設鉄道京都~大津間の勾配区間で使用するため、1881(明治14)年に英国から輸入されたタンク式蒸気機関車です。この機関車は石炭消費量が少なく、運転も容易な設計になっていました。1801号機は高知鉄道に払い下げられたのち、旧東洋レーヨン滋賀工場に譲渡され、1964(昭和39)年まで使用されていました」 勾配区間は旧逢坂山隧道辺り、旧東洋レーヨン滋賀工場では「102」のプレート、現在の「40」については国鉄時代に「56」と採番された後「40」さらに「1801」へ改番された内の、2番目が採用されたという。