表題展覧会の内覧会(10月21日15:00〜 処: 大阪中之島美術館)に出席した。1954年に芦屋で結成された具体美術協会は、吉原治良を中核に据えた集団。吉原の死によって解散した後、50年を経た今年、具体の活動拠点であった「グタイピナコテカ」が建設されていた場所、近くに建つ二つの美術館(大阪中之島美術館 / 国立国際美術館 )が協力して本展が開催されている。もっとも、海外で評価が高まったものの逆輸入の感があり複雑、アートマーケットでの高騰も顕著。小生、協会に参加されていた作家の幾人かと言葉を交わした経験があるので、改めて時代を振り返り、仲間の仕事とともに考えてみたかったのである。
両館長と関係者の方々。
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撮影可能マークのあるものについて、パチリをさせていただいた。
向井修二『UNTITLED』1964年(大阪中之島美術館)
吉原通雄『作品』1965/2022年
堀尾貞治『作品』1967年(大阪中之島美術館)
吉原治良『作品(黒地に白丸)』1967年(大阪中之島美術館)
白髪一雄『ミスターステラ』1958年(大阪中之島美術館)