令和五年元旦

 

明けまして
おめでとう
ございます

 

 旧年中は本ブログ「マン・レイと余白で」をご愛願賜りお礼申し上げます。お陰様でアクセス数も増加傾向にあり、発信者として楽しく、励ましのお声を聞く毎日となっております。ただ、一日のアップ回数が増えてしまった関係で玉石混淆となり、お忙しい皆様にご迷惑をかけているのではと反省しております。本人としては甘いものから辛いものまで、マン・レイから京都写真クラブさらに撮り鉄まで、あるいは、国内旅行(展覧会)と海外旅行(回想ばかり)の交差など、気楽な「あっちこっち」が性にあうのだと思うしだい。こうして、365日続けられたのはご訪問くださった皆様のお陰と、心より感謝申し上げます。どうぞ、本年も変わらずお付き合いいただけますようお願い申し上げます。

 

 昨年は千葉県佐倉市のDIC川村記念美術館で開催されている『マン・レイのオブジェ』展に関連し忙しい毎日を過ごしました。およそ三ヶ月にわたった展覧会も1月15日(日)に終了、最終日に拝見した後、撤収作業を経て作品・資料が無事に帰還するのを待つのみとなった。展覧会の記録をどのような形で残すのか、銀紙書房の使命でもあり、考えているところ。
 また、遅れに遅れている『マン・レイ受容史』を2022年を区切りとしてまとめ、夏迄には刊行したいと思っている。用紙の高騰やプリンター、インクの手配、その前に原稿仕上げと校正が待っている。この山をなんとか超えたい。さらに、銀紙書房では幾つかの企画を抱えており「怒涛のような出版年」になったと辰年の正月に報告できるのを楽しみにしている。

 これらを実現するためには、皆様と共に心と身体の健康維持が必須、氏神さまのお力添えで静かな毎日を送りたい。本年も皆様のご健康とご健勝を心より願っております。 (石原拝)