天気予報どおりに降り出している。車内からだからよいか……
アンドラーシ通り
恐怖の館(Terror Háza Múzeum) オペラ座を超え英雄広場に向かう左側にナチス・ドイツ時代のハンガリー政党・矢十字党本部、第二次世界大戦以降のハンガリー国家保安局ÁVH秘密警察本部として使われた建物を観る(アンドラーシ通り60番地)。
同館のサイトには、「ナチスとソビエト連邦政権がハンガリーで及ぼした影響を伝え、犠牲者を追悼する博物館」とあり。ハンガリー人は長く記憶にとどめる(集団の記憶)と表明する。ヨーロッパの共通の運命に対する見方が変わるでしょう。「私たちが今日自由に生きるために、非人間的な独裁政権下で人々が払わなければならなかった大きな犠牲を彼らに突きつけます。ハンガリー人は自由なしでは生きられないからです」と。これは1944年から1990年まで続き、さらに、現在も形を変え継続される恐怖であり、明確に「悲劇はドイツのナチスに支援された矢十字党の暴漢、次にソ連に支援された共産主義者によってもたらされた」と示す、ここで「捕らえられ、拷問され、殺された」人々を追悼する記念碑・博物館は2002年2月開館(月曜休館)。
Teréz krt通り(pcdmaniczky通り交差点)
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パチリの位置をストリートビューで探し、ウィキで確認するとレズ コルト通りには19世紀末に建てられた豪華な住宅が並ぶという。建物の歴史から人々の生活、人生を連想するのは「恐怖の館」とも繋がって意義深い。念の為、サイトを書いておく。→ A budapesti Teréz körút épületeinek listája – Wikipédia