『シュルレアリスム宣言100周年』展 at ポンピドゥセンター

A面
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 9月4日からパリのポンピドゥーセンターを会場に『シュルレアリスム宣言100周年』展 が開催されている(2025年1月13日迄)。記念の大判カタログ(32.8×22.6cm 344頁)が午睡書架に届いたと聞いたので出かけた。展示を観ていないので判断は出来ないが、カタログには落胆した。パリのエスプリが無いのです。表紙に「SUR / RÉAL /  ISME」と書かれていたので、心配したけど「シュルレアリスム」精神はありませんな、世代交代なんでしょうね。「100周年とは」なるほどと納得。個人的にはエフェメラが少ないのが致命傷です。

B面
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 図版紹介があるマン・レイ作品は『レイヨグラム』と素描『解剖台の上でミシンと蝙蝠傘が出会うように美しい』の二点、他に映画『理性に帰る』と写真で『アングルのヴァイオリン』『自動筆記』『オマージュ・ロートレアモン』がリストにあがっている。チェコの作家が気になるが日本からは瀧口修造の『デカルコマニー』(ときの忘れもの)が出陳、カタログ後半の資料編に雑誌『みづゑ』の海外超現実主義作品集(1937年)があるのは嬉しい。古書価高騰になりますな。