原子雲 1945年8月


13.8 × 9.0 cm
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 ユネスコ「世界記録・広島原爆の視覚資料」に記載された撮影者紹介によると「木村権一(きむら・ごんいち 1905~73年)は、中国新聞写真部をへて、広島市宇品町(現南区)の陸軍船舶練習部写真班員。練習部構内で被爆後、きのこ雲や煙に包まれる市中心部の遠景を撮影した」「原爆放射線の急性障害に襲われた被爆者も撮影」原爆で妻を亡くしている。戦後は市内で土産物店を営む、67歳で死去。


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明日から11月……

 追記: 名古屋の写真家・山本悍右が1954年に木村権一の土産物店を写真に撮っていたのを11月4日にYAMAMOTO, KansukeのFBで知った。線香を売っているところから推測すると爆心地に近いのだろうか、軒下右端に飾られた写真が、上掲した絵葉書と一致している(合唱)。→ Kansuke Yamamoto・山本悍右 1954 Hiroshima にて 原子雲撮影者 木村権一 の店 ラムネ オレンジジュース 10円

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