染殿院

入り口は新京極のアーケード側と思うが四条通に面する甘栗の林万昌堂の奥に染殿院がある。同院のサイトによると、「創建は808年空海による小堂。子宝に恵まれない文徳天皇の女御・染殿后が地蔵菩薩に十七日の祈願をしたところ、後の清和天皇が生まれたところから安産にご利益があるとされる。地蔵菩薩空海作の木造裸像(秘仏)。苔寺を作庭された夢窓国師にまつわる伝説も残っている。現在の堂宇は1864年(ドンド焼き)以降に建てられた仮堂である」