愛しのマン・レイ展 出品(壁面): 61, 62, 64, 68, 71, 91, 90 
印画紙(ゼラチン・シルバープリント)は耐光性に欠け、温湿度の影響を受けやすい素材であるため、美術館では展示に関し期間や間隔に制限を設ける場合が多い。海外では100年以上経過した印画紙については、基準原器のように扱い、展示にはデジタル処理した近年のプリントを用いると聞く。筆者の場合は銀塩が浮き上がるような、消え入る刹那の美にしびれる立場なので通期展示を了承した。ただ、今後も公開可能か分からないので、この際、しっかり観てもらいたい。
◯ 前期展示(1月11日〜2月16日)
28 マン・レイ《マルセル・デュシャンの肖像》
49 マン・レイ《ヴェールをかぶったキキ》
74 マン・レイ《シュルレアリストのグループ ツァラのアトリエの前で》
76 マン・レイ《ジョルジョ・デ・キリコの肖像》
78 マン・レイ《ジュアン・ミロの肖像》
80 マン・レイ《コンスタンティン・ブランクーシの肖像》
90 マン・レイ《アンリ・マティスの肖像》
101 マン・レイ《写真機のあるセルフ・ポートレイト》
105 マン・レイ《アンドレ・ブルトンの肖像》
110 マン・レイ《未発表テキスト》
150 マン・レイ《ドラ・マール(ソラリゼーション)》
153 マン・レイ《銅版プレス機の後ろのメレット・オッペンハイム》
●後期展示(2月18日〜3月23日)
43 マン・レイ《コートスタンド》
67 マン・レイ《ジャン・コクトーの肖像》
75 マン・レイ《フェルナン・レジェの肖像》
81 マン・レイ《パブロ・ピカソの肖像》
83 マン・レイ《マックス・エルンストの肖像》
86 マン・レイ《イヴ・タンギーの肖像》
102 マン・レイ《アンドレ・ブルトン(ソラリゼーション)》
106 マン・レイ《シュルレアリスム的コンポジション》
111 マン・レイ《中西武夫氏宛の手紙》
113 マン・レイ《ガラスの涙》
155 マン・レイ《横になったメレット・オッペンハイム》
出品(壁面): 82, 78, 76, 80, 87, 88, 84

上述した12点が本日までの展示となった。前期では74番の《シュルレアリストのグループ ツァラのアトリエの前で》が人気と聞く。個人的には3月1日(土)に後期展示で43番の《コートスタンド》と再開できるのが楽しみ。
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* 会場撮影は関係者の許可をいただきました。感謝申し上げます。