
『愛しのマン・レイ展』のようなオマージュをした時には、御本人からお多芽を頂戴することが多い(と思う)。今回は規模が大きくエフェメラに特化した展覧会だったので、お多芽も随喜の涙の連続となった。元旦にクリックした『マザー・アース』誌については、すでに報告したが(マザー・アース 1914年9月号 - マン・レイと余白で)、1928年のシュルレアリスム画廊の案内状も長年探したものだった。先月末にロンドンの古書店主が「探求リストに載っているエフェメラを見付けました」と知らせてくれて、先々週に到着した。カードのデザインはマン・レイ、DU NOUVEAU SOUS LE SOLEIL / NI BONJOUR NI BONSOIR: 太陽のもとでの新しいもの / こんにちはでも、こんばんはでもない ── お洒落ですな。
本状は昨日のトークショーで紹介したベニス・ホテルの展示即売会に出品された旧蔵ヤーヌスという珍品。2022年に「小生は落ち葉拾いでした…… 手放す人はいないかしら。20年仕事となるから、もう間に合いません」と泣きながら90点の内、未練がましく28点は未収品と書いたのですが、ニューヨークで1点(『愛しのマン・レイ展』で展示、Cat.92)、ロンドンで1点、パリで1点確保したのであります。パリからのエフェメラについても近日中に報告したいと思う。残り25点(ウフフ)。
ベニス・ホテルのショーケースに置かれたシュルレアリスム画廊の案内状 右上。スクリーンショットを残していた。

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古書店主とは2019年にお会いした。
