
グラン・プラスから南西へ徒歩5分、レインボー柄の横断歩道があるロンバール通りを渡り、エチューヴ通りとシェンヌ通りの角に小便小僧の像がある。シンガポールのマーライオン、デンマークの人魚姫と並ぶ「世界三大がっかり観光名所」のひとつという。小生には愛らしく、好感を持ったのですが……
ジュリアン君は1619年生まれ、身長61cm、作者はフラマン人彫刻家ジェローム・デュケノワ。誕生には諸説あるが、ここでは1000着以上という世界一の衣装持ちであることを指摘したい。また、裸の彫刻と噴水の組み合わせは17世紀の流行、水の他にイベントに際しビールが放尿されることもあるようだ、呑みたいような、不味いような、ハハ。

ブリュッセルの都市貴族プールジュメストル(注)の協会創立50周年記念に贈られた衣装を着るジュリアン君
シェンヌ通り

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小便小僧は街のマスコット、いたるところで放尿しちゃってます。こらこら。
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[メモ]
(注) F.B. 及びウィキによるとプールジュメストルは7つの血統──スレーウス家、スヴェールツ家、セルホイグ家、ステーンヴェーグ家、クーデンベルク家、セルロエロフ家、ローデンベーケ家──からなる都市貴族で1421年まで民政、軍事、経済の指導権を独占、その後、国家にグループ化された業界の代表者と職を共有。中世以来の貴族制を形成し、18世紀末まで市の組織を支配した。長きにわたる滅多に脅かされることのなかった覇権は、ルーヴァン家、ブルゴーニュ家、ハプスブルク家の歴代家系であるブラバント公爵家と共有した利益共同体に基づいていた。 知らんけど。