デン・ハーグ トラム GTL8型 ─ 15 June '25

----

 ホテルロビーから3分でワールド・フォーラム停留所。光を勘案しトラムの入線方向を尋ねると親切に教えてくれた。「電車どっちから来ます?」

1系統(スヘフェニンゲン)Zwarte Pad ~ Centrum ~ デン・ハーグHS駅 ~ デルフトTanthof ホームへ到着までの時間表示

3113

 

3101

 

3126

 

 

3147

 

3147

[メモ]

 デン・ハーグのトラムは1864年、1867年と英国人が鉄道馬車を建設したが始まり。倒産などを経て、1880年代、オランダ資本で設立されたのHTM(NV Haagsche Tramweg-Maatschappij) が公共交通の要になった(現 HTM Personenvervoer N.V)。蒸気鉄道、蓄電池車両などあり路面電車には1894年頃から順次置き換わった。1904年8月には馬車、蒸気機関車、電池駆動車、架線式の4種類の牽引方式が路上で見られという。第二次世界大戦後の積極的な近代化により1945年の総延長は241キロメートル。1951年からPCCカー導入、自動車の増加に伴い、交通停滞対処の専用軌道化、地下化の影響で経営悪化、全廃案がでるなど1980年代には総延長134キロメートルまでに縮小してしまう。しかし、環境問題意識の高まりから見直され新型超低床車導入、運用ダイヤ改善、路線延長などをへて復活。尚、デン・ハーグではアントワープのようなプレメトロ計画は実現できなかった。

 現有車両は、HTM向けに特別に開発されたGTL路面電車: GTL8型都市路面電車56台(BN社製Articulated Tram Long型)、RandstadRail向け路面電車: RegioCitadis型ライトレール路面電車71台(Alstom社製RegioCitadis型)、およびR-net塗装の低床路面電車70台(Siemens社製Avenio型)で構成される。

 

 GTL8型(上掲 3113、3101、3126,3147 いずれも後期型)は、1978年に最初の車両がベルギーのBNに発注。ハーグ市電のサイトによると「信用乗車方式を採用していた市電では、PCCカーの連結運転時に乗務員が乗車しない後方車両で乗客による部品の破壊が相次いだ。そのため、GTL-8型は全車体が貫通幌によって往来可能な3車体連接編成を採用し、安全性の向上を図っている。折り返し用のループ線が存在するハーグ市電の線形に合わせて運転台は編成片側にのみ設置され、乗降扉も車体右側に計5箇所存在する。全長は2両編成のPCCカー(約28.7 m)に近い約28.6 mである。車内は全席クロスシートで、運転台下部にはPCCカーと同様に速度制御用の足踏みペダルが設置されている。