光誕祭 第135回 at オランダ

オランダ キンデルダイク風車群

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 ● マン・レイが生まれて135年が経った。本年の「光誕祭」はマネキンの手がゴムボールを掴んでいるオブジェ『Main Ray(レイの手)』にしたい。旅行では訪ねることができなかったロッテルダムのボイマンス・ファン・ブーニンヘン美術館で、1971年に催された大回顧展のポスターに用いられた作品の、土地の人たちの選択について感ずるところがあったからである。

 ヨーロッパの人たちの「聖なる右手」への信仰は、土着の時代から続くもののように思う。隣国ベルギーのアウトウルペンにあるマルクト広場のブラボーの噴水が、勇者が切り落とした手を河へ放り捨てる銅像で、手首のところから勢いよく水が落下しているのを観て、ポスターに使った背景を推測 ── パリに巡回したときには『自然絵画』と二種になったことから、特にオランダ、ベルギーに受け入れる下地があったのだろう。

 

ブラボーの噴水

https://manrayist.hateblo.jp/entry/2025/07/30/060000


聖イシュトヴァーン大聖堂で観た「聖なる右手」

https://manrayist.hateblo.jp/entry/2024/08/27/060000

https://manrayist.hateblo.jp/entry/2024/08/27/210000

 

 


マルクト広場 ブラボーの噴水

 

撮影: ウォルター・ディック (1914-1976)

オランダ キンデルダイク
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